2010年02月18日

踏み込み温床

有機農業を代表する技術であると思う。

有機で農業をやっている人の中にも

「踏み込み温床を知って有機農業の面白さがわかった」という人が多い。

踏み込み温床とは

「有機物を分解する微生物の働きで熱を出して、その熱を育苗に使う技術」である。

まずは枠作り

踏み込み温床

本当は四方わらで囲うのだけど、わらの丈が足りないため急遽たたみを応用。

パイプをつないでがっしりとした作りにする。


この中に、落ち葉、鶏糞、米ぬかを入れて水をかけ、足でよく混ぜ、踏み込む。

踏み込み温床

ひとつの層が7~8cmになる。それを十回繰り返す。

踏み込み温床

層の間には縛ったわらを入れる。水分調節のため。

そして、完成。積み込んだ高さは70cmほど。

踏み込み温床


落ち葉についている土着菌や米ぬかの麹菌などいろいろな菌や微生物の働きで

落ち葉が徐々に分解され、その時温度が出るわけですが、ちょうど良い

温度にするのは難しい。

水加減や踏み込み加減、、勘や技術を働かせての作業です

その後

2,3日すると中の温度は50度ほどに。

その後一週間で40度前後に。この温度で安定してくれれば…

暖かい温床の上で、これから夏野菜の苗を育てます。


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Posted by 大坂農園 at 22:53│Comments(0)今日の作業
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